スポンサード リンク

地球温暖化による海面の上昇と共にポニョ来る!

まるで地球温暖化による海面の上昇と共に陸上に現れたかのようなポニョ。宮崎駿が長年描きたいと夢見てきた海を舞台にした作品がついに誕生。上演開始早々ものすごいポニョブームを巻き起こしている。とりわけおやじエンタテインメントとして人気のある二人のおじさん藤岡藤巻とドラマやCMで活躍する子役俳優の大橋のぞみがうたう「崖の上のポニョ」は人気が高いようだ。この藤岡藤巻と大橋のぞみちゃんの「崖の上のポニョ」は映画の公開よりも半年以上先行して発表されていたが、大橋のぞみちゃんの歌の無垢なちからが宮崎監督を大いに奮い立たせたようだ。宮崎監督はこの歌を聴いて「この曲がエンディングで流れて気持ちにギャップがうまれないようなハッピーエンドを描く責任がある」と決意を述べておられたようだ。このポニョの主題歌に関しては横浜国立大学卒業の真鍋かをりさんもぞっこん惚れてしまっているようですね。スタジオジブリという名前は良く知らなかったのですが、いわば日本のディズニースタジオのようなものでしょうか。ここから数々の名作アニメが生みだれていますね。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラビュタ」「となりのトトロ」「ハウルの動く城」など。

ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子

さかなの子、ポニョが人間の男の子宗介君に助けられて人間に焦がれ、ついにお父さんの魔法を盗んで海の力を自分の情熱のために利用するポニョ。地球温暖化でどんどんと海面が上昇し、もうすぐ我々の棲む陸地は海の世界に飲み込まれることになるだろう。これは海が陸にあこがれているからなのだろうか。毎日毎日地球の陸地の海岸に打ち寄せる波は太古の昔からの海の陸地に対する恋の表現なのかもしれない。全ての命の生みの親である海を歌ったもう一つの主題歌「海のおかあさん」という歌の詞は覚和歌子さんの詩集「海のような大人になる」の中の「さかな」という詩に強い衝撃をうけた宮崎駿さんが、その詩をもとに書き上げた詩が「海のおかあさん」でした。素晴らしい詩だとおもいます。作品中ではソプラノ歌手の林正子さんが歌っています。その歌詞があまりに良いのでここに引用させてもらいます。「海ゆりゆれる 青いうち/かぞえきれない きょうだいたちと/あぶくのことばで はなしていたの/おぼえていますか ずっと昔に/お前は青いうみに いっしょにくらしていたの/クラゲもウニも サカナもカニも/みんな きょうだいだった」いいですねポニョも僕らもきょうだいなのです。

スポンサード リンク

スタジオジブリで宮崎駿によって生み出されたポニョ

「崖の上のポニョ」は宮崎駿さんによれば、海に棲むさかなの子ポニョが人間の子供の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語であり、同時に5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある、ということです。「崖の上のポニョ」作図はCGを全く使わずに作品全体の絵は手描きです。手描きにこだわったこの作品の魅力は見る人に伝わるはずです。宮崎監督は同じ文章の中で「海を背景としてではなく主要な登場人物としてアニメートする」と述べておられます。本来海は生き物です。母なるものがもつ究極のやさしさから、水深何千メートルもの深みから沸き起こり、陸地の全てを自分のものにしょうと執拗におそいかかることを止めない凶暴な独占欲に満ちた愛情と怒りにいたるものすごい振幅のあるパッションをそなえた生き物なんです。その真の姿を描くことはとてつもなく難しいことです。海の姿を描いた文学作品にメルヴィルの「白鯨」があります。また海の記録映画として有名なフランスの海洋学者ジャック・イブ・クストーの「沈黙の世界」、イギリスBBCの作ったドキュメンタリー「ブループラネット」などがあります。この宮崎駿さんの「崖の上のポニョ」をきっかけに海に関する作品に触れてみたいですね。

Copyright © 2008 ポニョが海からやって来た、海面上昇だ!